
特殊紙のリーディングメーカー、王子特殊紙株式会社さま。 同社の生産拠点のひとつである東海工場 岩渕製造所さま(静岡県富士市)は、紙の製造工程で大量の温水を使用しています。 温水を製造するための熱源機器を、これまでの蒸気ボイラーから業務用エコキュートに更新することで、大幅な省エネとCO2排出量の削減を図りました。

超軽量印刷紙などの特殊紙を製造する東海工場 岩渕製造所さまでは、製造過程で発生した、そのままでは製品にならない紙を再利用する「ブロークパルパー工程」において、紙を溶解するために大量の温水を使用しています。
温水をつくる工程として、従来は蒸気ボイラーから長さ380mの配管で送られてくる蒸気に水を混ぜ合わせ、出来上がったお湯をさらに蒸気で75°Cまで加温していました。
東海工場 岩渕製造所さまは、蒸気を搬送する配管表面からの放熱ロスと、配管内に溜まったドレンを回収する蒸気トラップからの蒸気漏れなどのロスによる、エネルギーのムダについて課題を抱えていました。
そこで中部電力では、蒸気ロスを解消し、エネルギーを効率的に使用して温水を製造できる工程づくりに向けて、具体的には
・計測による蒸気ロスの検証
・エコキュート導入検討
についてお手伝いすることになりました。
王子特殊紙株式会社 東海工場
岩渕製造所さま
静岡県富士市中之郷
王子特殊紙株式会社さまの生産拠点のひとつで、超軽量印刷紙や磁気・感熱記録紙など、現代の多様なニーズに応えるさまざまな特殊紙を製造しています。