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手遅れにならないために今から始めるエネルギーリスク対策。エネルギーリスク管理

日本のエネルギーのこれからを解決する有効な手段は電気エネルギーと省エネ

筑波大学大学院システム情報工学研究科教授 内山洋司さん

うちやま・ようじ 東京工業大学理工学研究科原子核工学専攻博士課程を終了後、(財)電力中央研究所に入所。 専門役、グループリーダー、上席研究員を経て2000年より現職。 著書に「エネルギー工学と社会」「私たちのエネルギー:過去と将来」「破局からの脱出」など。

今後のためにエネルギー・リスクを考える

社会の発展とともに増えていくエネルギー消費量。 しかし、日本のエネルギー自給率は大変低く、海外への依存度が大きいのが現状です。 世界的に見てもエネルギーが不足することが予想されており、これからの時代のエネルギー・リスクを考えていくことが重要であると思います。
私は、日本が存続可能な経済発展を遂げていくためにも、環境保護の観点からも、CO2排出量低減に役立つクリーンな電気エネルギーに注目し、省エネに取り組んでいくことが大切だと考えています。

【日本のエネルギーの現状】快適で便利な現代社会はエネルギーが支えている

これからの時代のエネルギーについて考えるために、まず日本のエネルギーの現状からお話しましょう。 現代の工場やオフィスは、機械化、自動化、情報化などの省力化が進み、輸送は自動車やジェット機など高速化が進んでいます。
また、家庭では、冷蔵庫、エアコン、テレビなど電化製品が普及しています。 こうした技術やシステムによって、私たちは豊かな社会生活を送っていますが、これらのほとんどがエネルギーによって成り立っています。